暇な割には更新が疎かになっています。
本日はフォトマスター検定の話題ですが、今回準1級(AM)と1級(PM)を受験してみました。
正式な合否通知は今月下旬ですが昨日試験の解答が公開されましたので自己チェックしたところ、
70%以上の正答率なのでおそらく2つの階級とも合格していると思います(マークシートへの転記ミスがなければ)。
千葉で受験しましたが、年齢層は私よりも若い方々が大半でした(汗)。
以下、備忘録も兼ねての記載となります。
この勉強で写真がうまくなることには繋がりませんが写真などへの理解を深めるにはよい機会だと思いました。
受験をしてみようと思ったのが9月頃、目標は1級ですが同日受験が可能(AM,PMで)なので念のため準1級も申し込みました。
11月15日までの試験日にはまだまだ余裕があるのでのんびり構えてあまり勉強などしていませんでしたが、
11月になって慌てて勉強しました。
ご興味のある方むけに短期間の勉強法としてポイントなどをまとめますと。。。
1)デジタルだけでなくフィルム写真(35ミリ、中判)をやっていた経験が役に立つ。
昨年まではフィルムとデジタルの選択分野があったようですが今回からは1本化されました。当然フィルム分野の試験問題も出ますのでこの経験が有利になります。
フィルムの特性曲線やブローニーフィルムの撮影枚数(超簡単)、ポジ・ネガのラチチュードなどばっちり解答できました。
2)デジタル分野ではトーンカーブやヒストグラムは理解を深めておく必要がある。
今回は露出補正でのトーンカーブ、ヒストグラムの問題が出ていました。
3)露出量の問題は必ず出るのでマスターしておく。
+1段、ー1段などの露出量(露光量)の簡単な計算問題が出るので”いただき”問題のように当然正解できるようにしておくこと。
4)フラッシュ(ストロボ)でのGN(ガイドナンバー)やISO感度の問題も必ず出るとのでマスターしておく。
GN、ISO感度、絞り値の関係など基本的なことを理解して”いただき”で即計算して問題を解けるようにしておく。
5)カメラ雑誌などで最新の情報を日頃からウオッチしておくこと。
今回は位相フレネルレンズに関連した問題があったかと思いますが、これはニコンが最近発売した300mm/F4レンズの記事などを読んでいたので推測で答えることができました。
なお、準1級は70問を80分で、1級は80問を80分で解きます。問題数と解答時間から見るときついように思えますが問題は3択や正誤の2択形式なのでどんどん解答を進めることができます。
私の場合は、準1級は終了30分前に終えて早めに会場を出ました(昼食場所探しに困らないように)。
1級の時は帰りのエレベータが混み合わないように5分前には会場をでました。
参考までに私が行った解答のやり方は。。。
●悩んだ部分はとりあえずマークシートに解答しておいて問題用紙にはレ点をつけておく。
残った時間でレ点のついた問題を見直してみるという形をとるとよいと思います。
●3択で悩んだ場合は、間違い思われる選択肢を消していき、残ったものが正解と考えるやり方で行いました。
最後に本試験の参考書ですが下記の2点をおすすめいたします。
1)「フォトマスター検定合格 当該年度版」
試験のための参考書はこれ以外は不要と思います。
検定事務局協力による参考書、過去問(前年度分)で構成されていますので、これを最低2度以上は読破する。
過去問でできなかった項目は必ずWEB検索で周辺情報含めて補強しておく。
これ1冊+WEB検索での知識補強で合格点はとれると思います。
2)オリンパスのフォトマスター検定WEB学習講座
オリンパスの会員になっていたので偶然この存在を知りましたが、受験級の学習講座と過去問(3年分あるのが魅力)は、ちょっとした空き時間(暇つぶし)にWEB上でできますのでおすすめです。
まとめになりますが、1級試験は、フォト講座などで写真の基礎をちゃんと学び、いろんな写真を撮ったり見たりして日頃から実践経験を積み、写真仲間をつくって時には写真談義をしたり、写真雑誌やWEBなどで最新情報に触れていればそんなに難しくはないと思います。
ただし、上で述べたように過去問は最低やってみて問題の傾向をつかみ、きちんと弱点を補強しておくことが必須です。何しろ過去問と類似の問題が必ず出ますので。
以上、合否通知前ですが(笑)記憶が新鮮なうちに書いてみました。